ー本展の見どころは何?
1.辛さって何なの?曖昧な感覚を楽しむ本展の目玉企画
本展が取り上げるのは「辛さ(からさ)の可視化」です。食べ物の「辛さ」を何かしらの方法で表現しようとする時、「唐辛子のイラストに色をつける手法」をよく見かけます。"なんとなくわかった気になれる"けど、"もっとなんとなくわかった気になれる"指標があるんじゃないだろうか?
辛さという曖昧な感覚を見つめ直し、日常の些細な疑問への探究心を「デザイン」と掛け合わせて楽しみます。
辛さ研究会の様子
辛さを形にする試行錯誤の様子
2.「?」を見つけたら遊びのチャンス!子供から大人まで一緒に楽しめるワークショップ
今年で3回目の開催となる「何?展」は、常に「?(疑問)」を愛し「?(疑問)」を楽しんできました。疑問と向き合い、何かしらの答えを出す時間は楽しさで溢れています。そんな「考えること」の楽しさを皆さんと共有するべく、ワークショップをご用意しました。何無区立研究所のメンバーになったつもりで、一緒に「?」を楽しみましょう。(※内容の詳細は近日発表)
3.何無区オリジナルカードゲームの試遊ができちゃう
何無区立研究所では「展覧会」という形で「?(疑問)」を楽しむ方法を模索してきました。今年はここに新たなアウトプットとして「ゲーム開発」を加え、活動範囲の拡大を目指しています。本展ではこのプロジェクトの最初の試作品である「オリジナルカードゲーム」をどこよりも早く遊べるブースをご用意しました。販売に向けた試行錯誤となる"試遊"をぜひご一緒に。
ー出展デザイナーは誰?
何無区立研究所(NANTONAKU lab)
デザインプレイス何無区が結成した建築とデザインの専門家たちが有志で集まるデザインユニット。「デザインすることや考えることの楽しさを広く大勢の人たちと分かち合うこと」を目的に、展覧会の開催を主軸に活動している。主拠点は群馬県高崎市、副拠点は東京の二拠点で活動。
〈副所長・デザイナー〉
秋葉早紀(Saki Akiba)
実践女子大学環境デザイン学科(空間デザイン研究室)出身/東京都在住
〈チーフ研究員・建築家〉
いいづかむさし(Musashi Iizuka)
長岡造形大学建築・環境デザイン学科出身/1999年生まれ/群馬県高崎市在住
〈チーフ研究員・デザイナー〉
おざわみく(Miku Ozawa)
実践女子大学環境デザイン学科(プロダクトデザイン研究室)出身/1997年生まれ/東京都在住
〈所長・ディレクター〉
吉井麻裕( Mayu Yoshii)
実践女子大学大学院生活環境学専攻(空間デザイン研究室)出身/1993年生まれ/群馬県高崎市在住
ースペシャルコメント
日頃から何無区及び何無区立研究所を支えてくださっている方々から、本展に向けてコメントをいただきました。一部掲載させていただきます。
ーベリーこいど園
下仁田町でブルーベリーと下仁田葱を主として農業を営んでいる「ベリーこいど園」です。
何無区のポッドキャストを聴いて、質問コーナー「いくら丼」に「からい食べ物を人に勧める時、個人差があり過ぎて、試食してもらって判断してもらっていますが、試食出来ないネット販売や店頭販売で何か良い基準となる表現はありませんか?」と投稿したら、取り上げてもらっただけで無く、研究会まで開催し、その様子を聞いていたら、展覧会の主題にするとの話。
初めて聞いた時は、設計関係の展覧会で大丈夫?と驚きが先行しました。
しなしながら「辛さ」は世界各地で好まれる味でありながら、人が味蕾で感じられない味であり言語によって多様な表現が有ります。この曖昧で有りながら、美味しさと感じるラインがハッキリとする事を表現する試みこそが、何無区の活動を体現していると感じました。
何無区の活動は利便性だけを求めた設計では無く、心地良さや安らぎなどを、区切られた空間だけで無く、周囲の環境や身近な小物までを工夫して、多くの人と一緒に考えて創り上げる活動だと思っています。
今回の展覧会では曖昧な味覚の表現などを通じ、何無区の活動を体感したいです。
ー橘 弘志 (実践女子大学 副学長)
デザインは問題解決のための手段、と言われるけれど、どうやらそれだけではないらしい。
必ずしも答えの出ない問いを投げかけ、多くの人と共有するためのデザインもある。
しかめ面して悩むのではなく、軽やかに、でも真剣に問題に向き合い、その問いをみんなで楽しんでいくことで、
身近なささやかな疑問が、いつの間にか新しい視点や意味を生み出してくれる(かもしれない)。
分かりにくいけど、たぶん分かりやすい、そんな不思議で楽しい展覧会になることを期待しています。
ー一色 ヒロタカ (株式会社irodori/実践女子大学 准教授)
何無区の建築を捉えている視野は、常にその領域をふわっと飛び越えていくようなアプローチが最大の魅力です。
今回も「辛い」という、建築分野では取り扱われることのない言語をベースに、その背景を建築視点をもって探求する姿勢がおもしろすぎます!
設計する際の対象って、日常の生活の中にたくさんあるはずで、それを発見し、そしてフォーカスできるかが、私たちの腕の見せ所などではないかと思います。
何無区の「辛さ」って何?展 -曖昧を楽しもう-
2026年9月20日・21日・22日
10:00-17:00(最終日は15:00まで)
会場 YOUHALL(NTT東日本群馬支店内)
-主催・制作-
何無区立研究所
-後援-
ベリーこいど園
実践女子大学環境デザイン学部環境デザイン学科 空間デザイン研究室
□ 入場無料・予約不要 □
※小学生以下のお子様は保護者の同伴をお願いいたします
アクセス
電車・新幹線の方:高崎駅西口より徒歩15分ほど
駐車場
会場に無料駐車場がございますのでご利用ください。ただ台数に限りがありますので、有料になってしまいますが近隣のコインパーキングをご利用いただくか、図書館についでの用事がある場合は「高崎市立中央図書館」の駐車場をご利用ください。(図書館をご利用いただければ2時間まで無料です)
駐輪場
会場前のスペースをご利用ください。歩道にはみ出さないようにお気遣いいただけますと幸いです。
お手洗い
会場内にございます。