何無区と遊ぼ?何展2026、開催まであと1週間くらい。(2026.9.11更新)

何展 -2026- 『辛さって何?展-曖昧を楽しもう-』

本展の見どころは何?

1.辛さって何なの?曖昧な感覚を楽しむ本展の目玉企画

本展が取り上げるのは「辛さ(からさ)の可視化」です。舌に感じる刺激の強さには大小の山があります。それは、なだらかな富士山のような山にも、切り立った剣山のような山にも表現できます。そこで、辛い調味料に含まれる複合的な刺激を可視化するため、手を動かしながらそれぞれの感覚をグラフに描き、何に例えられるのかを考えました。その試みは、辛いものを口に含んだときの表情の変化や、「辛さ」を日常的に感じる熱さに例えるなど、多岐にわたります。
気温(℃)のように誰もが想像できる共通の尺度を持たない「辛さ」(スコヴィル値など、辛さを示す専門的な数値はありますが)を伝えるためには、身の回りにある比較できるものに例える必要がありました。本展では、辛さの例え方を考えるとともに、リスナーのお悩みを解決するためのポップ制作を通じて生み出された「辛さ」の表現をご紹介します。
辛さという曖昧な感覚を見つめ直し、日常の些細な疑問への探究心を「デザイン」と掛け合わせて楽しみます。
2.いくら丼ワークショップ! 「疑問」と「発見」を子供から大人まで一緒に楽しめる参加型!

Podcast番組「明るい陰キャは建築を愛す」から生まれた「いくら丼」は何無区立研究所が設置した悩みの集合場所です。普段はポッドキャストにて解決しているお悩みですが、皆様にもぜひ体験していただきたく、本展ではリアル体験版「いくら丼ワークショップコーナー」を設けてみました。
今年で3回目の開催となる「何?展」は、常に「?(疑問)」を愛し「?(疑問)」を楽しんできました。疑問と向き合い、何かしらの答えを出す時間は楽しさで溢れています。何無区立研究所と一緒にみんなのお悩みに選択肢を作ってみましょう!考えることの楽しさを一緒に楽しみましょう!みんなのお悩みや日常の疑問も教えてください
3.何無区オリジナルカードゲームの試遊ができちゃう

何無区立研究所では「展覧会」という形で「?(疑問)」を楽しむ方法を模索してきました。今年はここに新たなアウトプットとして「ゲーム開発」を加え、活動範囲の拡大を目指しています。本展ではこのプロジェクトの最初の試作品である「オリジナルカードゲーム」をどこよりも早く遊べるブースをご用意しました。販売に向けた試行錯誤となる"試遊"をぜひご一緒に。
ー出展デザイナーは誰?

何無区立研究所(NANTONAKU lab)
デザインプレイス何無区が結成した建築とデザインの専門家たちが有志で集まるデザインユニット。「デザインすることや考えることの楽しさを広く大勢の人たちと分かち合うこと」を目的に、展覧会の開催を主軸に活動している。主拠点は群馬県高崎市、副拠点は東京の二拠点で活動。
副所長・デザイナー/遊園地〉
秋葉早紀(Saki Akiba)
実践女子大学環境デザイン学科(空間デザイン研究室)出身/東京都在住

チーフ研究員・建築家/放浪人〉
いいづかむさし(Musashi Iizuka)
長岡造形大学建築・環境デザイン学科出身/1999年生まれ/群馬県高崎市在住

チーフ研究員・グラフィックデザイナー/オアシス〉
おざわみく(Miku Ozawa)
実践女子大学環境デザイン学科(プロダクトデザイン研究室)出身/1997年生まれ/東京都在住

所長・ディレクター/太陽系〉
吉井麻裕( Mayu Yoshii)
実践女子大学大学院生活環境学専攻(空間デザイン研究室)出身/1993年生まれ/群馬県高崎市在住
スペシャルコメント

日頃から何無区及び何無区立研究所を支えてくださっている方々から、本展に向けてコメントをいただきました。一部掲載させていただきます。

ーベリーこいど園
下仁田町でブルーベリーと下仁田葱を主として農業を営んでいる「ベリーこいど園」です。
何無区のポッドキャストを聴いて、質問コーナー「いくら丼」に「からい食べ物を人に勧める時、個人差があり過ぎて、試食してもらって判断してもらっていますが、試食出来ないネット販売や店頭販売で何か良い基準となる表現はありませんか?」と投稿したら、取り上げてもらっただけで無く、研究会まで開催し、その様子を聞いていたら、展覧会の主題にするとの話。
初めて聞いた時は、設計関係の展覧会で大丈夫?と驚きが先行しました。
しなしながら「辛さ」は世界各地で好まれる味でありながら、人が味蕾で感じられない味であり言語によって多様な表現が有ります。この曖昧で有りながら、美味しさと感じるラインがハッキリとする事を表現する試みこそが、何無区の活動を体現していると感じました。
何無区の活動は利便性だけを求めた設計では無く、心地良さや安らぎなどを、区切られた空間だけで無く、周囲の環境や身近な小物までを工夫して、多くの人と一緒に考えて創り上げる活動だと思っています。
今回の展覧会では曖昧な味覚の表現などを通じ、何無区の活動を体感したいです。


ー橘 弘志 (実践女子大学 副学長)
デザインは問題解決のための手段、と言われるけれど、どうやらそれだけではないらしい。
必ずしも答えの出ない問いを投げかけ、多くの人と共有するためのデザインもある。
しかめ面して悩むのではなく、軽やかに、でも真剣に問題に向き合い、その問いをみんなで楽しんでいくことで、
身近なささやかな疑問が、いつの間にか新しい視点や意味を生み出してくれる(かもしれない)。
分かりにくいけど、たぶん分かりやすい、そんな不思議で楽しい展覧会になることを期待しています。

ー一色 ヒロタカ (株式会社irodori/実践女子大学 准教授)
何無区の建築を捉えている視野は、常にその領域をふわっと飛び越えていくようなアプローチが最大の魅力です。
今回も「辛い」という、建築分野では取り扱われることのない言語をベースに、その背景を建築視点をもって探求する姿勢がおもしろすぎます!
設計する際の対象って、日常の生活の中にたくさんあるはずで、それを発見し、そしてフォーカスできるかが、私たちの腕の見せ所などではないかと思います。


何無区の「辛さ」って何?展 -曖昧を楽しもう-

2026年9月20日・21日・22日
10:00-17:00(最終日は15:00まで)
 会場 YOUHALL(NTT東日本群馬支店内)


-主催・制作-
何無区立研究所
-後援-
ベリーこいど園
実践女子大学環境デザイン学部環境デザイン学科 空間デザイン研究室

□ 入場無料・予約不要
※小学生以下のお子様は保護者の同伴をお願いいたします
アクセス
電車・新幹線の方:高崎駅西口より徒歩15分ほど


駐車場
会場に無料駐車場がございますのでご利用ください。ただ台数に限りがありますので、有料になってしまいますが近隣のコインパーキングをご利用いただくか、図書館についでの用事がある場合は「高崎市立中央図書館」の駐車場をご利用ください。(図書館をご利用いただければ2時間まで無料です)

駐輪場
会場前のスペースをご利用ください。歩道にはみ出さないようにお気遣いいただけますと幸いです。


お手洗い
会場内にございます。